全国ローバースカウト会議に原科スカウトが神奈川県代表で参加しました

○はじめに
慶應ローバー1年の原科颯です。神奈川県連盟代表としての活動ではあるのですが、この場を借りて、第1回全国ローバースカウト会議及び全国ローバースカウト会議(RCJ)年次総会の参加報告をさせて頂きます。去る5月25日(土)から5月26日(日)に、高松(香川県)にて、第1回全国ローバースカウト会議及び全国ローバースカウト会議(RCJ)年次総会が行われました。また、25日(土)には平成25年度ボーイスカウト日本連盟全国大会が開催され、そちらにも出席しました。
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○全国ローバースカウト会議(RCJ)とは
まず、全国ローバースカウト会議(以下、RCJと表記)について、簡単に説明させて頂きます。RCJとは、ローバースカウト同士の情報交換の場の提供や提言活動などを通して、全国のローバースカウトの活動を活性化させ、ひいてはボーイスカウト運動の発展に寄与することを目的として、去年設立された組織で、18歳以上25歳以下の日本連盟に加盟登録するローバースカウト又は同年代指導者によって構成されます(加入を望まない方はその旨を申告することができます)。詳しくはボーイスカウト日本連盟のHP(http://www.scout.or.jp/for_members/program/RCJ/index.html)をご覧ください。

○各活動内容の報告
①平成25年度ボーイスカウト日本連盟全国大会(25日12:00~26日14:00)
24日(金)の夜10時ごろ、夜行バスにて横浜を出発し、翌日の25日(土)8時頃、JR高松駅に到着しました。日本連盟による全国大会は、サンポートホール高松にて12:00から始まり、奥島日連理事長による開会宣言やご来賓(香川県知事、高松市長、ボーイスカウト振興国会議員連盟の方など)の挨拶を含む開会式、平成24年度の各団・県連盟や個人の活動への表彰を行う表彰式、そしてパネリストとして橋本聖子日本オリンピック委員会理事と本広克行映画監督、コーディネーターとして清國祐二国立香川大学教授がお招きされた「子どもの成長に必要な身心の栄養素」と題されたシンポジウムなどが行われました。全国大会自体は、26日(日)まで交歓会や諸会議が続きましたが、25日(土)16:00からの第1回RCJに参加するべく、自分は全国大会については、シンポジウムまで出席しました。シンポジウムでは、子供の頃にキャンプといった野外活動を行うこと、またその経験を同年代の仲間と共有するという事の重要性が議論され、大変興味深いパネルディスカッションでありました。

②第1回RCJ(25日16:30~19:30、26日9:00~10:00)
全国大会のシンポジウム終了後、各県連盟代表のローバースカウト又は同年代指導者がサンポートホール高松の一会議室に集まり、初めて顔合わせを行いました。総勢31名が参加者として揃い(代表不在の県連あり)、各県連代表は北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄ブロックに別れ、それぞれ5~7人のグループを作りました。関東ブロックは、茨木を除いて、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、東京の6連盟が集まりました。第1回RCJは、分科会Ⅰ・Ⅱと全体会Ⅰ・Ⅱにより構成され、分科会においてブロック内で議論した事を、全体会において全体向けに発表するという流れでした。議題は、主に「自県のRS年代の現状に関する報告」、「RCJの在り方について」、「RCJ憲章について」の3つでした。分科会Ⅰでは、元のブロックと県連をシャッフルした後のブロック内で2回、自県のRS年代の現状に関する報告を行いました。分科会Ⅰ・Ⅱの後の全体会Ⅰにおいて、各ブロックの現状報告が全体向けに行われましたが、この結果、団・地区・県連間のどのレベルにおいても、ローバー活動に関する相互の連携がほとんど見られないという状況が全国的に見られました。RS年代の人数という点では、ある県では数人しかいない一方、東京連盟のように1500人程度いるという状況があり、県内で連携を取ろうとする際、前者だと人数が少なすぎて効果的な活動が期待できない、また後者では人数が多すぎて統一的な活動が困難という様に、各県連で独自の問題を抱えているという現状が浮かび上がってきました。愛知ローバース会議のような県のローバーの組織を立ち上げ始めた県も幾つか見られましたが、地方の県連で特に見られた状況として、スカウト自身は大学の関係で首都圏や近畿の大都市圏に住んでいるということがあり、県内で集まることの難しさや、そもそも県内で集まることの意義は何であるかという疑問、県という枠組みを超えた大都市圏における組織の設立といった提言などが挙げられました。分科会Ⅱにおいては、RCJの在り方とRCJ憲章に関して、元のブロック内で話し合いました。関東ブロックとしては、主に2つのRCJの役割を提言しました。一つはRCJの設立目的にもある通り、RS年代の情報交換や話し合いの場を提供し、相互のネットワークづくりを促進するという事です。もう一つは、RCJ運営委員や県連盟代表が中心となって国内外のイベント(野外活動等)を企画・主催し、全国のRS年代が参加できるようにするという事です。具体的な例としては、全国ローバースカウト運動会や、全国一斉清掃活動といったものが挙げられました。全体会Ⅱにおける他ブロックのRCJの在り方に関する提言でも、やはり情報交換の場の提供や、ブログ・ソーシャルメディアの更なる活用といったものが挙がりました。RCJ憲章に関しては、若干の指摘がブロック内でありましたが、全体会ⅠでのRCJ憲章改定案に関する質疑応答の中で解消されました。最後に、全体会Ⅱにおいて、「ローバーの集い in 16NJ」の説明がありました。これは、15NJにおけるローバームート(RS年代の集い)が好評を博した事を受け、16NJにおいても同様のイベントを行う旨が平成24年度RCJ運営委員によって決定されたとの事でした。期間中の8月3日(土)19:00~21:00に、16NJ会場にて開催され、全国のローバー年代が集う機会となる予定です。因みに、自分はこのローバーの集いの実行委員となりました。イベント内容や具体的な場所など未定な事ばかりですが、詳細は今後、実行委員で準備・検討していく予定です。
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③平成25年度RCJ年次総会(26日10:00~12:00)
総会はRCJの意思決定機関とされ、原則1年に1回、日本連盟の全国大会に併せて各県連代表によって行われます。総会もサンポートホール高松内の小ホールで行われました。幾つかの議事に対して、各県連代表が発言し、決議に加わり、その過半数の賛成をもって可決とされました。平成25年度の議事は第1号議案から第6号議案まであり、それぞれ、憲章改定に関する件、平成24年度事業報告に関する件、平成24年度会計に関する件、平成25年度運営委員会の編成に関する件、平成25年度事業計画に関する件、平成25年度予算案に関する件、でした。憲章改定については、既に第1回RCJの全体会Ⅰにおいて、指摘や疑問に対する解消が図られたので、難なく可決されました。平成24年度の事業報告と会計については、単に報告されるだけにとどまり、決議は行われませんでした。主な事業として、TwitterやFacebookの活用、メールマガジンの発行、県連盟代表スカウトへのアンケート実施、APR YAMG (Young Adult Members Group)コーディネーターの任命、「ローバー部門の在り方検討チーム」への選任、憲章改定案の作成、そして、その他RCJ運営委員会やスカウト教育推進会議への出席がありました。平成25年度運営委員会の編成について、RCJ運営委員会は各ブロックの代表者1名と前年度運営委員会の内の2名の計8名で構成されますが、この8名から更に議長1名、副議長2名が選出されました。関東ブロックでは、群馬県連盟代表の方がブロックの代表者としてブロック内の多数決により選出されました。運営委員の選出においては、改めて各ブロックの代表者が全体向けに抱負を述べ、議長、副議長の選出においても、同様に決意表明が行われました。最後に、平成25年度の事業計画と会計については、各県連代表による過半数の賛成により、可決の決議が取られました。16NJのローバーの集い、広報活動の強化、日本連盟への提言、平成25年度ユースフォーラム、が今年度の主な事業計画であります。

○おわりに
今回の第1回RCJとRCJ年次総会の参加において、普段なかなか触れ合う事の出来ない他県のスカウトと、自県のRS年代の現状についてフランクに意見交換が出来たことや、より良いRCJとは何かについて熱く議論することが出来たのは大変有意義でありました。高松までの道のりは長かったですが、ローバー活動の活性化に本気で取り組もうとしている、やる気に満ちた全国のローバースカウトと知り合うことが出来たというだけでも、本当に参加して良かったと感慨深い思いです。一方で、今回のRCJは第1回という事もあり、現状の報告やRCJの憲章改定など成果はやや限られたものであったとの印象は拭えず、何よりも今後の各県連代表や運営委員会の働きが期待される所だと感じます。今回、県連代表により組まれたスクラムを、何らかの目に見える活動を通じて、やがては全国のローバースカウトによる輪(和)としていく事が出来るよう、全力で努力していく次第であります。
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