16NJ特集(4)〜IST派遣団サポート

もうすぐ16NJがはじまって 
はやくも1ヵ月が経とうとしています。

参加隊として参加したみなさんも
そうでないみなさんも、このブログを通して
16NJについて次第に詳しくなっているのではないでしょうか。

16NJ特集(3)に引き続き、16NJ特集第4弾は
1年生の原科スカウトを直撃しますよ!

ーーー活動した部署をおしえてください。

IST派遣団サポート部の外国派遣団サポート担当として、特にオペレーションきららによる招聘事業でジャンボリーに参加した外国スカウトの対応をしました。

ーーーそこでは主にどのような仕事をしたのですか。

ボーイスカウト日本連盟は、文部科学省の「国際社会で活躍できる青少年を育む国際交流事業」の委託を受け、平成25年7月23日から8月12日にかけて、世界 32 カ国 96名のスカウト・指導者(以下、招聘スカウトと表記します)を招聘する国際交流事業「インスパイア・ジャパン」を行いました。各国はスカウト2名と指導者1名の3名で構成され、ジャンボリーが始まるまでは愛媛、山口、福岡の青少年施設で日本の青少年と国際交流プログラムに参加しました。96名のスカウト・指導者はジャンボリー中、宗教・慣習上の食事制限の有無で3個隊に分かれ、それぞれハラールHalal(イスラーム教の食事)・リストリクションRestriction(いわゆるベジタリアン向け)・ノンリストリクションNon-restriction(制限なし)と呼称しました。大学生IST5人の中で、自分はリストリクション斑担当となり、招聘スカウトたち、特にリストリクション斑のスカウトたちがジャンボリーを十分楽しめるよう、行く先々のブースでの通訳や各イベント会場までの誘導、また様々な要望への出来る限りの対応などあらゆる面でのサポートを行いました。

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ーーースタッフとしての感想をおしえてください

とにかく自分自身、メチャクチャ楽しむことのできたジャンボリーだったと思います!!県連のマーキー下で隣に寝る某部の先輩ISTのお話を聞いていると、自分がどれだけ恵まれた部署で恵まれた業務にあるか、本当に痛感しました。もちろん、各モジュール・アクティビティ内のブース担当者の通訳や各国指導者への業務連絡など、自らの力量の無さを呪う大変な仕事もありましたが、それ以上に各国スカウトや指導者と、学校、ご職業、自国でのスカウティングや宗教、はたまた恋愛指南などの話題でたくさん話し合えたという大特典があり、自分自身とてもディープに国際交流することが出来ました。もしかしたら二年前の世界ジャンボリーの時よりも交流できたかな~と思ったりします。食事も、実はほとんど招聘スカウトの作ったおすそ分けにあずかり、本部食堂では朝食を頂いたぐらいでした。総じて、ジャンボリー中、仕事をしていた、業務をこなしていたという感覚はあまりありませんでした。彼らに関して一番驚いたのは、やはり英語力です。世界ジャンボリーでも、英語圏に住んでいる訳でもないのになんでこんなに流暢に英語を話すのだろうと、同世代の子供たちには舌を巻く他なかったですが、今回も彼らのよどみない英語には圧倒されました。聞けば、3、4歳の頃から英語は学んでいて、国語以外は全ての科目が英語で教えられているとのこと。ブータンの指導者も、英語が喋れない日本人がこんなにいてビックリしたと言っていました。一方で発音に関しては、ニュージーランドやボスニア・ヘルツェゴビナ等の国はともかく、アジアやアフリカ諸国からのスカウト・指導者の英語はやはりアクセント・訛りが強く、何回も聞き直した覚えがあります。学校ではネイティブスピーカーの話す英語にしか触れることがないため、とても新鮮で、世界の共通語はまさに英語ではなくグロービッシュ(Globish)なのだと気付かされました。言語についてもう一つ、招聘スカウトの中にはセネガル、ブルンジ、トーゴ、カメルーンなどフランス語が公用語となっている国のスカウトもいて、たった自己紹介と挨拶だけでしたがフランス語で話しかけると本当に喜んでくれました。もちろん、すぐその後に長い文章で話しかけられ、分からないと言ってがっかりされるのですが・・・。またこんなシーンもあって、8月4日のゲリラ豪雨の後、スカウトたちと一緒にタープやサイトゲートの復興作業にあたっている時、ハッと思い出してフランス語圏の指導者に向かって言ったのが、“C’est la vie”(セラヴィ=This is the life, これが人生さ)。 大学の先生の配ってくれたプリントにあって、いい言葉だな~と思って印象に残っていたのが、まさかこんな時に使えるとは!!その指導者もニッコリ笑って、“C’est la vie, c’est la vie”と返してくれました。 他にも、ハラール斑の指導者たちがイスラームの厳格な教えのせいか、やや男色気味であったり、アフリカ諸国のスカウト・指導者が国民性なのか、行動が際立って緩慢だったりと書きたいことは山ほどあるのですが、このぐらいに留めておこうと思います。

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ーーー23WSJへ向けての反省や期待する点を教えてください!

招聘スカウトの中にはアフリカ南東部のマラウィ出身のスカウトもいて、その子は16NJの直前にノルウェーのナショナルジャンボリーにも行ったそうなのですが、曰く「ノルウェー人と違って、日本人は優しいし、食事も日本の方が充実している」。他国のスカウトたちも多少の不満はあれど、総じて満足気だったようでした。タジキスタンの指導者は23WSJの開催地を選んだメンバーの一人だそうで、今回の16NJも所々褒めていました。一方で、スカウトたちの不満点の最たるものは、やはり「暑い」ということでした。アフリカ諸国の人はどうかと言えば、やはり“It’s hot”, “Il est chaud”の一点張り。あとは、給水所が少ないということも言っていました。給水所を増やすのは可能かと思いますが、「暑い」というのはどうすればいいのでしょう。ジャンボリーをもう少し涼しい時に開催するにしても、既に日程は確定されていますし・・・。ジャンボリーそのものの振り返りはこの程度として、自分自身の23WSJに向けた評価・反省として、英会話能力についてはあと一息という感じで、特に英語圏から来るネイティブスピーカーのイディオムの散りばめられた弾丸英語にはまだほど遠いという印象でした。また、相手の話す内容がきちんと掴めていなくとも、ついついイエスなどと言って分かった振りをしてしまう自分の悪い癖にも気づきました。インフォーマルな会話ではともかく、業務連絡など重要なコミュニケーションの場では、分からなかった、聞き取れなかった時は必ず聞き返すよう、今後気をつけたいと思います。23WSJでも、今回の経験を活かすべく、また純粋に楽しかったため、派遣団サポート部といった外国スカウト・指導者の対応に当たりたいと思っています。次回は、よりヘッドクォーターに近く、よりコアなポストでジャンボリー運営に貢献出来れば幸いです。

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5.最後に一言
ISTの業務は大半が単純作業の繰り返しだったり、期間中ずっと同じ場所にこもっていたりと大変なイメージですが、少なくとも自分の当ったオペレーションきららによる招聘スカウトの対応は、大変有意義で、何より自分自身が心底ジャンボリーを楽しむことができました。2年後の世界ジャンボリーでは、ホスト国として最高のホスピタリティを提供できるよう、自分の能力を最大限発揮したいと考えています。本ジャンボリーのISTとしてお世話になりました、外国派遣団サポート担当をはじめとする派遣団サポート部の皆様やその他ジャンボリー運営にご尽力なさった全ての方々へ、この場を借りて感謝の意を表じたいと思います。

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