慶應ローバー100kmハイク

3月12日~13日にかけて、自主活動として100kmハイクを工藤(理2)阿部(法政2)中圓尾(法政1)の3人で行いました。昨年度の11月15日~16日にかけて行われた第48回ローバースカウト100kmハイク(以下、第48回100kmハイク)の再現という形で行い、各CPの足切り時間をクリアしながら24時間以内に3人で完歩することを目標に実施しました。

 

第48回100kmハイクの際には工藤スカウトは実行委員として参加していたため、阿部スカウトは日程が合わずいずれも参加者として歩くことができず、一方中圓尾スカウトは第48回100kmハイクではCP5で無念の足切りリタイアとなってしまったため、今回は個々が意思をもってリベンジする形で実現しました。

 

天候にも恵まれ、11時に競技を開始!
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CP1、CP2まではいいペースで進みましたが、CP2~3の道中アクシデントが発生。
阿部・中圓尾スカウトが足に水ぶくれができ多ことが発覚。ここから苦しい足運びとなりました。
CP3に到着。行けるところまで行くという強い意志を持ち、CP4へ向かいました。

 

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治療を続けながらも歩き続けましたが、CP3~CP4で阿部スカウトが無念のリタイアとなってしまいました。
近くの駅まで見送りに行きましたが、その時の阿部スカウトの悔しさに滲んだ表情は今でも忘れられません。阿部スカウトの工藤・中圓尾の両スカウトでGOALを目指し再び歩き始めました。

 

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CP5に到着する寸前、ある看板を発見。

 

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これは・・・。

 

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なんと、長島・米川スカウトが応援に駆け付けてくださいました。
一番苦しい時間帯に寒い中温かい飲み物やお菓子を用意して待っていて下さった先輩方に感謝するとともに支援の心強さを感じた瞬間でもありました。
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中圓尾スカウトは最後まで治療を続けながら足の痛みと闘い歩き続け、23時間10分と制限時間ギリギリではありましたが、見事完歩することができました。

 

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今回の100kmハイクは3人全員完歩を目標とし始め、結果達成できなかったことには相違ありませんがそれぞれが次に向けて課題を見つけられた点は大きな収穫だったと思います。
今年の11月慶應ローバー全員完歩という目標に向けて今後も活動していきたいですね。

最後に、記録証までもらいました!

ありがとうございます!

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<工藤スカウトの感想>
昨年の100kmハイクでは実行委員を務め、参加者として参加できなかったという心残りと一年生にも完歩してもらいたいという思いから今回歩いてみようと決意しました。
やるからには全員完歩を目標に、協力してくれた2人と3人でゴールを目指しました。
本番とは違った環境の中、途中何度か壁にぶつかりました。結果的にその壁を全て乗り切るには到りせんでしたが、得たものは多かったし今回やって間違いではなかったと思ってます。
今年の100kmハイクでも、今回得た反省と自信をもとに完歩に向けて取り組んでいきたいと思います。

 

<中圓尾スカウトの感想>
昨年の100㎞ハイクでは、途中リタイアしてしまいとても悔しかったので、今回の機会を利用して何が何でもリベンジしてやろうと燃えていました。トレーニングが十分だったとは思いませんが、前回の反省を踏まえて準備の改善はできたと思います。今回のハイクは競う相手はいませんでしたが、過去の100㎞に負けてしまった自分との勝負だと考えてやる気十分で望むことができました。
途中、前回も苦しめられた水ぶくれが悪化し、苦しい思い出がよぎり、めげそうになりましたが「今回は絶対に完歩するんだ!」という気持ちを絶やさず、何とか最後まで歩き切ることができました。ゴールについたときは本当に感無量でした。
ゴールできたのは、一重に一緒に歩いてくださった、またCPで応援してくださった先輩方のおかげです。特に今回最後まで一緒に歩いてくださった工藤先輩には僕が「苦しい、つらい、もう嫌。」と弱音を吐いていると、いつもそばにいて励ましてくれました。先輩方のサポートなしには到底歩くことのできなかったハイクだったなと感じています。本当にありがとうございました。
次の100㎞ハイクは秋になるでしょうか。今回得た自信と反省を生かし、次回はさらに良い記録が出せるように準備を進めたいと思います。

 

<阿部スカウトの感想>
「まだ、いける」「そろそろだめだ」「もうだめ」「もう、だめ」「もう、限界」「そろそろ、限界」いろんな言葉に程度をつけて、自分を鼓舞していましたが今回は自分の意志に負けてしまいました。自分をそうさせた要因を分析してみます。
①コース
新青梅街道が一本道でつらかったです。
歩いても歩いてもCPにつかない気分がして、途方に暮れるとはこういうことなのか、と感じました。
私自身、コースの下見を怠っていたので「見通し」がわからないまま歩いていたのも反省点の一つです。
②周囲の応援
CPを進む毎に出逢うサポーターからの声援がいかにおおきなものか身をもって感じました。
今回の100kmでは、CPに到着しても人の姿がなく閑散としていました。
小刻みの、それでも大きな通過点であった認識とは違い、本当の「通過点」だった。
人の「がんばれ!」「お疲れ様!」が私の原動力になっていたのだと失って初めて気づきました。
③事前の準備
事前の準備を怠っていました。完歩であれば、大丈夫だろう。と自分を過信していました。
今までの自分はたまたまコンディションが良く、歩けただけで準備が何よりも大切なことを痛感しました。
これは11月までに活かしたいです。いや、名誉挽回します。

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