さて、第16回日本ジャンボリー参加スカウトインタビューvol.2です。
今回は、鈴村スカウトです。鈴村スカウトは、16NJ期間中に支援奉仕にいった
山口県萩市における集中豪雨被害のボランティアについての感想も報告もしていただきました。
ーーー活動した部署をおしえてください。
ISTゲストサービス部来賓班です
ーーーそこでは主にどのような仕事をしたのですか。
ジャンボリー会場に来てくださった来賓の方々の接遇です
ーーースタッフとしての感想をおしえてください
普段の生活では御目にかかることも少ない高貴な方々の接遇をさせていただきました。
アリーナショーのあった4日には、皇太子殿下にお茶出しをしました。お茶出しした際、殿下は「普段どのような活動をしているのですか?」などと質問なさりました。殿下の声は優しく、穏やかでした。殿下とお話する機会はなかなかありません。とても貴重な経験をさせていただきました。
私がジャンボリーに参加したのは、今回で2回目です。1回目は2年前の世界スカウトジャンボリーに参加隊として参加しました。ISTとして参加してみると、どのようにジャンボリーが動いているのかがよくわかります。参加隊のスカウトがプログラムをこなすために、たくさんのISTやJDTの方々が働いています。参加隊のときにジャンボリーの楽しさを経験していることが、同じように楽しんでほしいという気持ち生み、私を働かせてくれたように思います。ISTでも空き時間に原隊や他県、海外のスカウトのサイトを訪問したり、散策したりすることができました。ジャンボリーを一番楽しんでいるのはもちろん参加隊のスカウトだと思いますが、ISTでも十分ジャンボリーを楽しむことができました(*’▽’)
ーーー23WSJへ向けての反省や期待する点を教えてください!
2年後、同じ場所で、160か国もの国と地域から3万人ものスカウトが集まるんですよね!今回はAPRも兼ねているということで、海外のスカウト数が多いように感じ、プチ世界スカウトジャンボリーのような気分でしたが、2年後のジャンボリーの規模は今回のほぼ2倍です。2年後もIST参加になると思いますが、業務をしっかりこなしたら、海外スカウトと交流しにいきたいですね^^
ーーー最後に一言どうぞ。
今回のジャンボリーで慶應ローバーとして全員が集合したのは、5日の隊集会のみですが、OBの方々ともお会いすることができ、早稲田ローバーの方々も来て下さり、大学ローバーのつながりを感じる会となりました。
きらら浜で触れた緑、海、空、星、スカウト、その他の方々に弥栄!
ーーー山口県で起きた豪雨災害のボランティアに、ローバースカウトの有志30人の1人として参加された鈴村スカウト、感想をお願いします
8月5日に、7月28日未明から午前にかけ観測史上最大とも言われる137.5ミリという記録的な豪雨に襲われた山口県萩市にて、ボランティアをさせていただきました。その報告をここでさせていただきます。部署であまりボーイスカウトチックな活動をしてこなかった私にとって、ジャンボリー期間中で一番ボーイスカウトチックな活動となりました。萩市の現状は、言葉でなんと表してよいのかわからないほど、悲惨でした。バスから降りると、泥水が放つ異臭が漂っていました。私がお手伝いした民家は1階部分がすべて泥に浸かっていたみたいで、壁には床から2mくらいのところまで泥の跡が残っていました。1階部分は全てのものが泥でダメになっており、泥かきの範囲は畳の下の基礎の部分まで及びました。この日はローバー30人が4時間一生懸命泥をスコップですくい、土嚢につめる作業をしたのですが、まだまだ泥は家にたくさん残っていました。機械ではなんともならない作業なので、たくさんの人手と時間が必要です。現地に行ってお手伝いするのは大変なことですが、これからもできる限りのお手伝い、支援をしたいです。
ローバースカウトによる災害支援ボランティアは、大会公式動画サイトからも
ご覧になれます。
鈴村スカウトは、皇太子殿下にお茶だしをしたり、災害ボランティアに行ったりと
貴重な経験をすることができたようですね。
次の23WSJでの鈴村スカウトの活躍が楽しみです!
第2弾は ISTゲストサービスチーム 鈴村スカウトでした。
次回の16NJ慶應ローバースカウト特集もお楽しみに!